末広亭 5月中席 夜の部 春風亭一朝

末広亭夜の部に行ってきました。


前座 林家まめ平 「みそ豆」


春風亭一之輔 「壺算」
壺の代金をだまされる店の主人のオーバーな混乱というか錯乱っぷりがすごく特徴的。


奇術 ダーク広和


入船亭扇治 新作 寿限無の稽古をつけてもらう話。なんかとぼけた感じで面白かった。


古今亭菊輔 「短命」


民謡 柳月三郎


林家種平 だじゃれ連発の居酒屋の話 どうやら「ぼやき居酒屋」という、もともとは桂三枝が作った新作らしい。


金原亭駒三 「勘定板」


漫才 ロケット団
山形弁ネタ以外もけっこう面白い。


講談 宝井琴柳 「魚屋本多」


金原亭伯楽 「真田小僧


中入り


春風亭柳朝 「武助馬」 芝居の馬の脚の噺。初めて聞きましたが、歌舞伎好きにはとても楽しめる噺でした。
http://www.kabuki-za.co.jp/info/ra...


漫才 大空遊平かほり


三遊亭歌武蔵 「犬の目」
歌武蔵初めて聞きました。元力士の巨体で開口一番、「ただいまの協議についてご説明します。」が聞けてよかった。面白かったです。


古今亭志ん駒 志ん生の話、自衛隊の話、手旗信号


太神楽曲芸 翁家和楽社中


春風亭一朝 「井戸の茶碗


トリは春風亭一朝師匠で、「井戸の茶碗」。龍馬伝で江戸ことば指導をしているだけあって、言葉がテンポがよくって歯切れよく、特に侍の言葉が聞いてて心地よかった。


一朝師匠の奥さんは先代の片岡市蔵の娘なんですね。今の市蔵、亀蔵と義理の兄弟ですね。はじめて知りました。どうりで芝居噺がうまいわけです。


最後のオチまで一気に引き込まれて、すっきり感動するし、楽しい噺でした。