2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

12/22、23 當る巳歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 六代目中村勘九郎襲名披露

連休に京都南座に行ってきました。 昼の部佐々木高綱は、観たことないかと思ってましたが、一度見たことがありました。 そもそも話としてはさほど面白くありませんが、我當が非常によくて面白く見ることができました。 石切梶原は團十郎休演が残念でしたが、…

国立劇場12月歌舞伎公演「鬼一法眼三略巻」

国立の鬼一法眼三略巻、約40年ぶりという六波羅清盛館があるおかげで、菊畑の鬼一、湛海、皆鶴姫の置かれている状況がとてもわかりやすかった。歌六の清盛は風格があって立派。歌昇の湛海が振られた上に剣術にも負ける小物っぷりがよかった。芝雀が凛とし…

12/8 舞台一騎当千@博品館劇場

特に原作アニメの熱心なファンというわけでもなく、中村静香と池田夏希ぐらいは知ってましたが、出演者のファンというわけでもなく、何となく取ったチケットでしたが、思いのほか面白かったです。 正直、アニメ原作で出演者もアイドルということで、観る前は…

12月新橋演舞場

昼の部は御摂勧進帳。以前、国立劇場で雀右衛門の女暫と富十郎の芋洗い勧進帳で観たことがあります。 今回は、菊五郎劇団の若手が活躍していてなかなか楽しかったです。 松緑の暫はやはりこういう役が似合う人だなあと改めて感じました。 普通の暫と違って、…

11月国立劇場 通し狂言 浮世柄比翼稲妻

鞘当、鈴ヶ森が有名な演目。 今回、序幕が付いているので、鈴ヶ森の白井権八がお尋ねものになっている理由や不破伴左衛門と名古屋山三の対立の構図がよくわかりました。染五郎が出られなくなったので代わった高麗蔵と錦之助が好演でした。 幸四郎の不破が敵…

明治座11月花形歌舞伎 昼の部

11月の明治座昼の部、最初の傾城反魂香は序幕で高嶋館と竹藪の場が付いています。 澤瀉屋のこのやり方は以前三越劇場で観ました。 土佐将監閑居の場で、絵に書いた虎が出てくることや、雅楽之助がけがを負って駆けつけてくることなど、あの場面だけではよく…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

先月観ましたが、すごい展開で本当に驚きました。最初の方の場面は、あまりにもわけがわからず、エヴァのセルフパロディかシンジの夢なのではないかと思ってました。そんなにエヴァファンではない自分も衝撃的でしたが、エヴァ好きな人にはきっとそうとうシ…

11月 明治座 夜の部

猿之助の天竺徳兵衛は、博多座のときにも見ました。 序幕の異国話は、博多では韓国が近いとか、ご当地ネタも盛り込んでいましたが、今回はそういうこともできないし、外国にもあまりいいネタがないということで、石原都知事や橋下市長の話しなんかを少しして…

12/15朝日名人会@有楽町朝日ホール

三三、市馬、雲助といういいメンバーにもかかわらず、疲れていてけっこう寝てしまったのが残念。 いつもは中入り後にひとりやってからトリなのが、今回は中入り後すぐに雲助で文七元結をじっくり。 幸せな気分になりました。前座 柳亭市助 「狸」 入船亭遊一…

11/10 こどもの一生@パルコ劇場

笹本玲奈が出るというだけで、予備知識なしにチケットを買ったので、前日にネットで見てホラーだということを知り、ちょっとドキドキしながら見に行きました。 実際に見てみると前半はかなり笑えて、後半じわじわと怖くなってくる感じでした。 笹本玲奈は役…

11月 新橋演舞場 吉例顔見世大歌舞伎

もう12月も半ばですが、先月のことを書きます。先月は、仁左衛門休演で残念でしたが、代演の梅玉も松緑も頑張っていて、見ごたえがありました。 昼の部、双蝶々曲輪日記は、井筒屋と難波裏が付いていて話がわかりやすかったです。 今まで筋書のあらすじなど…

11/24、11/27、11/30 末広亭 講談 神田松鯉

末広亭下席の赤穂義士伝は結局4回行きました。 24日は神埼詫証文。 神埼与五郎が江戸へ下る途中で馬子の丑五郎にケンカを吹っかけれて、江戸へ行くのが遅れてはならないので、詫び証文を書いたという話。 2年後に講釈師がこのあたりに来て、赤穂浪士の話を…

11/23(金)末広亭 主任:神田松鯉

先週、末広亭で講談赤穂義士伝を聞いてきました。 赤穂義士伝は全部で300以上あるといわれているそうで、この日は浅野内匠頭が松の廊下で吉良に切りつけたときに後ろから抱きとめた梶川与惣兵衛の話。 止めたおかげで500石加増されたということで、「抱きと…