立川志遊 真打昇進披露落語会 @中央区銀座ブロッサム

先週、6/6(土)ですが、立川志遊真打昇進披露落語会に行ってきました。
昔、中学生のころ、地元に立川志の輔が来たのを聞いたことがあるのですが、それ以外では立川流聞くのは初めてでした。


立川談春 「宮戸川
 志を持って遊ぶ、いい名前ですとかいうお祝いの言葉。
 おじさん夫婦の会話が面白かった。特におばさんのとぼけたところがよかった。


立川志の輔 「バールのようなもの
 お祝いの言葉は、19年前から風格があって、挨拶に来たのを見たとき親が先に来たのかと思ったとか、パンフレットに「真面目」「常識人」って自分で書くな、とか。バールのようなものはすごく面白かった。


立川談志 「権兵衛狸」
 自分でも言ってましたが、体調悪そうでした。しばらく小噺をしてるので、落語やらないのかなぁと思ったら、動物の小噺から権兵衛狸をやりました。


中入り


・口上 立川志遊、立川談春立川志の輔立川談幸、立川ぜん馬、立川左談次、立川談志
 談志からは、談志が認めたんだから自信を持て、というようなお言葉。三本締め。


・三咲夏樹


・立川志遊 「淀五郎」
 忠臣蔵の判官に抜擢されたものの、うまくないので由良之助役の團蔵が花道に平伏したまま近寄ってこない。中村仲蔵のアドバイスのおかげでようやくうまくできるようになるという噺。自分の芸の精進を重ね合わせての演目の選択かなあと思いました。真面目という人柄を感じさせるしっかりした語り口でした。真打昇進まで19年てずいぶん苦労したんでしょうけど、これからも頑張ってほしいですね。お祝いの会っていいですね。志遊の落語をまた聞いてみたいと思いました。