8/27 鈴本演芸場 下席 夜の部 トリ 林家正雀 真景累ヶ渕 道具入り

鈴本演芸場に行ってきました。
トリは正雀師匠で、真景累ヶ渕の道具入り。道具入りって話には聞いていたけれど、見るのは初めてなので、楽しみに行きました。


最初っから舞台道具が据えてあるのかと思ったら、途中までは普通の落語の怪談噺で、最後に道具が登場するのでした。場内の照明を暗くした中で聞く正雀師匠の怪談はぞくぞくっとしました。歌舞伎で観るよりも怖かったです。


最後の場面で後ろの戸が開いて水門と村の遠景が出てきて、正雀師匠の話し方も歌舞伎風になって決まって終わるというもので、とても面白かった。最後は寄席の踊りで、彦六の真似で奴と歌右衛門の真似の姐さんで締め。道具入りでやるのは珍しいらしいので、観てよかったです。


志ん吉「元犬」
太神楽曲芸・仙三郎社中
龍玉「子ほめ」
扇遊・酒の小噺
漫才遊平・かほり
藤兵衛「?」殿様と江の島の風と屁の噺
志ん橋「看板のピン」
中入り
奇術 夢葉
粋曲 小菊
正雀三遊亭円朝作『真景累ヶ渕』−水門前の場−道具入りにて相勤め升、+踊り。