7/10 新橋演舞場 2回目

日曜日に新橋演舞場へ行ってきました。初日に続き二回目の観劇です。簡単に感想メモ。


勧進帳」、やはり初日は役者さんも観客側も異常な緊張感だったんだなと改めて感じました。この日はだいぶ落ち着いて普通でした。


海老蔵の富樫、初日もそうだったのですが、義経の強力を見とがめるところで扇を後ろに勢いよく投げすぎですね。扇が思いっきりうしろの壁に当たる富樫なんて今まで見たことなかったです。


楊貴妃」はまた寝てしましました。初日は寝てて見てなかった東蔵李白がなかなかいい味を出していました。


「鏡獅子」、この日も毛振りは100回ぐらい振ってました。


「江戸の夕映」、やはり最後は泣いてしまいました。この演目の初演を昭和28年に観た人たちは、戦後の混乱した日本と維新後の江戸を重ねて見ていたんだろうなと思いました。大変な時代背景の中で、人のつながりの大切さや温かさとかを改めて感じるという意味で、震災後の現在にも通じる話なのかもしれません。