南座顔見世 12/25昼の部、12/26夜の部

25日の夜と26日の昼を観てきました。

外郎売愛之助が見事に演じていて、すっきりとしてカッコ良かった。とはいえ、曽我五郎はやっぱり成田屋にやってほしいなと改めて思いました。

一力茶屋は仁左衛門玉三郎吉右衛門の顔合わせでさすが素晴らしかったです。

夜遅いので、後半は帰ってしまった人も多かったのですが、越後獅子翫雀さんが、クリスマスバージョンで鈴を振ってジングルベルをやってくれました。

昼の部は、寺子屋吉右衛門がさすが。
阿国玉三郎仁左衛門の美しさに感動しました。
最後に松嶋屋三兄弟の沼津で感動して、よい観劇おさめになりました。

昼の部

第一 羽衣(はごろも)
              天女       孝太郎
              伯竜       愛之助


第二 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
   寺子屋
             松王丸       吉右衛門
              千代       魁 春
              戸浪       芝 雀
          涎くり与太郎       種太郎
            園生の前       扇 雀
            春藤玄蕃       段四郎
            武部源蔵       梅 玉


第三 阿国歌舞伎夢華(おくにかぶきゆめのはなやぎ)
           出雲の阿国       玉三郎
            女歌舞伎       笑 也
            女歌舞伎       笑三郎
            女歌舞伎       春 猿
            女歌舞伎       吉 弥
             男伊達       愛之助
             男伊達       翫 雀
           名古屋山三       仁左衛門


   十三世片岡仁左衛門を偲んで
第四 伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)
   沼津
          呉服屋十兵衛       仁左衛門
           平作娘お米       秀太郎
            池添孫八       進之介
           荷持安兵衛       歌 昇
            雲助平作       我 當


夜の部
第一 歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)
   大薩摩連中
            曽我五郎       愛之助
            小林舞鶴       孝太郎
           小林朝比奈       猿 弥
            大磯の虎       笑三郎
           化粧坂少将       春 猿
            梶原景高       薪 車
            梶原景時       寿 猿
            茶道珍斎       市 蔵
            工藤祐経       段四郎


第二 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
   七段目
   祗園一力茶屋の場
          大星由良之助       吉右衛門
           遊女おかる       玉三郎
           竹森喜多八       歌 昇
            大星力弥       種之助
           矢間重太郎       種太郎
            赤垣源蔵       歌 六
          寺岡平右衛門       仁左衛門


   心中天網島
第三 玩辞楼十二曲の内 河庄(かわしょう)
           紙屋治兵衛       藤十郎
          紀の国屋小春       扇 雀
           丁稚三五郎       翫 雀
           河内屋お庄       竹三郎
          粉屋孫右衛門       段四郎


第四 鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)
           菊地半九郎       梅 玉
         若松屋遊女お染       芝 雀
           坂田源三郎  玉太郎改め松 江
         半九郎若党八介       薪 車
          お染父与兵衛       寿 猿
            仲居お雪       歌 江
           坂田市之助       歌 六
         若松屋遊女お花       魁 春


第五 越後獅子(えちごじし)
           角兵衛獅子       翫 雀