7/5 立川流特選会 立川談四楼・神田紅 二人会 @なかのZERO

予想外の客入りの少なさ。会場の半分以下だったでしょうか。
談四楼さん自身もマクラでネタにしてましたが。


談四楼「ぼんぼん唄」
志ん生しかやる人がいなかった珍しい噺らしいです。
ある夫婦が子供ができなくて、観音様にお参りして、満願の日に迷子の子供を見つけて連れて帰り、自分たちの子供として育てる。
1年後、その子が歌う、ぼんぼん唄から住んでいた場所がわかり・・・という噺。


紅「お富・与三郎 仕置きから与三郎殺しまで」
歌舞伎でよくやる源氏店はやらずにその前後の場面。後半の与三郎殺しの場面が特に面白かった。
常連さんらしき人から、よっ紅!という掛け声もかかってました。


談四楼「柳田格之進」
まじめな侍が、50両を盗んだ嫌疑をかけられ、それを助けようと娘が吉原に身を売って50両を用立てる。
その後、50両が出てきて、疑いをかけた番頭と主人を斬りにいく・・・。
クライマックスから落ちまでの緊張感とテンポのよさが気持ちよかったです。


談四楼さんは見るからに人柄もよさそうで、人情噺のあう人でした。