末広亭 6月下席

昨日、だめもとで当日券で座れないか、歌舞伎座の千秋楽に行ってみました。10時ごろに並んでみましたが、10何人か前で売り切れました。もっと早く並べば買えたんですね、残念。


予定を変更して、昼から末広亭へ。昼も、夜も団体客が入っていたようです。夜トリが小三治ということで、大変な混雑。初めて2階席で見ました。見やすいんだけど、桟敷になってて、長時間座ってると足が痛くなって大変でした。


昼のトリ川柳川柳は、78歳とは思えないよく響く声で歌いまくり。
夜のトリ小三治は、マクラは扇橋の話、前日に正楽にマイケルジャクソンの注文が出たという話、昔見た徳川夢声の話などした後、「厩火事」。夫婦喧嘩して、旦那さんの気持ちを試そうとするおかみさんの描写がかわいかったです。マクラ20分ぐらい、噺25分くらいだったかな。


はじめて聞いた中では、小太郎、小ゑん、小円歌、南喬が面白かった。
丸一日いたのは初めてだけど、たまにはいいもんです。何人かがマクラでも言ってましたが、入れ替えなしで途中から聞こうが、一日中いようが同じ料金ですからね。


昼の部
前座 柳家緑君 「錦明竹」
川柳つくし 「歌のおねえさん」
ギター漫談 ぺぺ桜井
二ツ目昇進 小ぞう改メ 柳家小太郎 「粗忽長屋
昇進したばかりだそうですが、テンポよく面白かった。
桃月庵白酒 「ざるや」
漫才 ロケット団
蝶花楼馬楽 小噺
桂文楽 「替り目」
奇術 花島世津子
五街道雲助 「子ほめ」
柳家小満ん 
俗曲 柳家小菊
柳亭小燕枝 「意地比べ」
中入り
柳家小ゑん 「鉄の男」
秋葉原が、昔は電器部品を買いにいく場所だったのに、メイド喫茶ばっかりになってしまったというようなマクラから、鉄道オタクの噺。「キハ58」とか、「旧国鉄色」とか。
漫才 昭和のいるこいる
柳家さん八 「小言念仏」
古今亭志ん五 「浮世床
太神楽曲芸 仙三郎社中
川柳川柳 「ガーコン」「ラ・マラゲーニャ」


夜の部
前座 林家はな平 「初天神
柳家ろべえ
奇術 アサダ二世
二ツ目昇進 市丸改メ 柳亭市江 「たらちね」
金原亭世之介 「お菊の皿
漫才 大瀬うたじゆめじ
講談 宝井琴調 「愛宕山 誉れの梅花」
柳家小里ん 「天災」
俗曲 三遊亭小円歌
柳家小さん 「豆屋?」
桂南喬 「長短」
中入り
柳家禽太夫 「手紙無筆」
漫才 ホームラン
柳家小袁治 「犬の目」
目医者に犬の目と取り替えられちゃうという変な話。
入船亭扇橋 「雷の褌・雷の弁当」
紙切り 林家正楽 「藤娘」「龍」「恵比寿・大黒」「小三治
柳家小三治 「厩火事