赤坂ACTシアター 堀北真希主演 「ジャンヌ・ダルク」

今日は、赤坂ACTシアタージャンヌダルクを観てきました。


http://www.jd2010.jp/


堀北真希の初舞台・初主演です。


ジャンヌ・ダルク堀北真希さんは初舞台の一生懸命さ、全力投球の演技やセリフが短い人生を生きたジャンヌに見事に重なってました。同じ脚本、演出だったとしても舞台慣れした女優さんだったらまた違っていたと思います。今の堀北さんならではのもので、見れてよかったです。


堀北真希は特に戦場での凛々しい感じと、普通の19歳の弱さが同居した表情がよかったです。最後の処刑台ではなんともいい表情をしていました。


フランス国王役の伊藤英明や脇も西岡徳馬浅野温子六平直政田山涼成などがしっかり支えていたので舞台としてもとても面白かったですし、兵士役などでエキストラがすごく多い戦闘シーンも大変なものでした。


普段テレビなんかではちょっと情けないコミカルなサラリーマンとかの役が多い、田山さんがジャンヌを助ける傭兵の役だったのが意外でしたがかっこよかった。ジャンヌと敵対する貴族の西岡徳馬の嫌ーな感じとか、異端審問でジャンヌを追い詰める六平さんの司教のいかにも敵役な演技が舞台をより盛り上げていました。


カーテンコールは脚本の中島かずきと演出の白井晃さんも出てきました。