7/30 母と惑星について、および自転する女たちの記録@パルコ劇場
建て替えのためになくなってしまう渋谷のパルコ劇場で、「母と惑星について、および自転する女たちの記録」というお芝居を観ました。
斉藤由貴、田畑智子、鈴木杏、志田未来という、いい女優さん四人の共演で面白かった。
特に斉藤由貴が、だらしなく、自由奔放で娘達を困らせる母親役を好演していて、とても良かったです。
あとは、志田未来が非常にうまく、舞台がオレアナに続いて2回目とは思えませんでした。
田畑智子はしっかりしていそうで、詐欺にあって200万円のじゅうたんを買わされてしまうという抜けたところもある長女。
鈴木杏はバンド活動のために仕事を辞めようとする旦那さんに悩む、元気な次女。メッセンジャーでのやり取りが後ろに表示されるのも面白い演出でした。
それぞれのキャラが活かされた役で、そして三人ともそれぞれ何かしら母親の影響受けているという役どころでした。
最後に母親の遺灰を撒くシーンが静かながらきれいでいい終わり方でした。