さん喬 喬太郎 親子会 @吉祥寺前進座劇場

昨日、前進座劇場で落語を聞いてきました。


前進座劇場プロデュース噺を楽しむ寄席その50
さん喬 喬太郎 親子会


喬之進 「七段目」
さん喬 「締め込み」
喬太郎 「ぺたりこん」
中入り
喬太郎 「紙入れ」
さん喬 「文七元結


「ぺたりこん」という噺は初めて聞いたのですが、サラリーマンの手のひらが机にはりついてしまって離れなくなるというとてもシュールな噺でした。
マクラが喬太郎さんの書店員時代の話で楽しかったので、そこからこういう噺が来るとは全然思ってなかったので、驚きました。円丈の作だそうですが、なんだかサラリーマンの人生の悲哀を感じさせる不思議な噺でした。それにしても喬太郎が部長とか偉い人をやると中尾彬に聞こえます。


文七元結は、新歌舞伎座勘三郎さんのを見たばかりなので、それを思い出しながら楽しめました。いつ聞いてもさん喬師匠の噺は気持ちがほっとします。