8/6 新橋演舞場 八月花形歌舞伎 第一部
演舞場の初日に一部から三部まで通しで行ってきました。今月は新作がひとつと久しぶりに上演されるものばかりなので、乳房榎以外ははじめて見ました。
第一部
一、花魁草(おいらんそう)
お蝶 中村福助
幸太郎 中村獅童
米之助 中村勘太郎
客孝吉 片岡亀蔵
お糸 坂東新悟
小料理屋女房 中村歌江
五兵衛 片岡市蔵
お八重 市川高麗蔵
勘左衛門 坂東彌十郎
お栄 中村扇雀
最後はしんみりといい話なんだけど、ちょっと福助と獅童では役とあってない感じで残念でした。特に前半は安政の大地震で生き残ったっていう感じが出てなくてコントみたいだし。後半は福助も前半よりよいのだけど、獅童が人気役者になった感じがしなかった。初演の梅幸と菊五郎のはよかったんでしょうね。
伊達娘恋緋鹿子
二、櫓のお七(やぐらのおしち)
八百屋お七 中村七之助
下女お杉 中村芝喜松
後見 小三郎、國久、いてう
文楽を見るようになるまでは、人形振りってうまく人形の動きをしてるなと思ってたものでしたが、文楽の人形の動きとは全然違うんですよね。七之助のお七はきれいでした。
後見は持ち上げたり、いろいろと体力使うし大変ですね。この日は引き抜きが左腕のところにちょっと引っかかってスムーズにいかなかったのが残念でした。