末広亭 8月上席

9日に末広亭に行ってきました。


正蔵花緑という有名な二人をトリにして、ふだん寄席に来ないような初心者なお客さんを呼ぼうという顔ぶれですね。子供さん連れも来てました。


この日は、圓朝まつりだったそうで、「圓朝まつりから今来たばかりで終わったらすぐ戻るんです。」といってた人が何人かいました。


夜の部、さん喬が出てくる瞬間に地震が起きました。かなり揺れたんで怖かったですが、さん喬はさすがに落ち着いて、「この建物は関東大震災でも大丈夫だったんですから。」なんておっしゃってました、が、後で調べたらこの建物が再建されたのは戦後じゃないですか!まあ、落ち着かせるために言ったのでしょうけども。古い建物で地震にあうと怖いですね。


夜のトリは、「笠碁」でした。花緑の著書「落語家はなぜ噺を忘れないのか」の中で詳しく解説している噺なので、聞けてうれしかったです。


林家たこ平 「天失気」
アコーディオン 近藤志げる 「小さい秋」「赤い靴」
柳家禽太夫 「替り目」
林家のん平  「初天神
太神楽曲芸 翁家勝丸
林家源平  「指南書」
鈴々舎馬桜 「マキシム・ド・呑兵衛」老夫婦の経営するのんべいという居酒屋が、銀座のマキシムドパリという店のまねをする噺。すごく面白かったです。
漫才 笑組  地震のネタやってましたが、実際に地震起きちゃいましたから、しばらくこのネタはやらないのかな。
三遊亭円丈 「新寿限無」ふつうの寿限無は、お坊さんに縁起のいい名前をつけてもらうのが、これはバイオテクノロジーの教授につけてもらうので、すごい名前になってしまう。
柳家小袁治 「長短」
津軽三味線 太田家元九郎 
橘家圓蔵 「寝床」
仲入り
春風亭一之輔 「鈴が森」
漫才 ロケット団  何回聞いても山形弁ネタは面白いです。
林家錦平 「権助提灯」
春風亭一朝 「牛ほめ」
紙切り 林家正楽 「線香花火」「屋形船」「花火」
林家正蔵お菊の皿


夜の部
台所鬼〆
キセル漫談 ひびきわたる
川柳川柳
桃月庵白酒
ギター漫談 結城たかし
古今亭菊志ん 「湯屋番」
柳家さん吉
俗曲 柳家小菊
三升家小勝
三遊亭金馬 「親子酒」
仲入り
古今亭菊春 「たがや」
手品 アサダ二世
柳家さん喬真田小僧
橘家圓太郎 「浮世床
漫才 ホームラン
柳家花緑 「笠碁」