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8/27 歌舞伎座第2部・第3部

歌舞伎

歌舞伎座の8月は第2部と第3部を観ました。

第二部の東海道中膝栗毛は、染五郎猿之助のコンビのハチャメチャっぷりが面白かった。
最初の猿弥の義経千本桜での後見がボケて変な附け打ちしたり、扇子じゃなくてやかんを渡すとか、後半、幽霊が出てきて、志村後ろ、後ろー!状態になるのもまったくドリフ。
弘太郎は文春ネタに便乗した読売でちょっと古いが舛添知事のネタも入れ込み。
ラスベガスの場では、獅童が外国人の支配人に扮してノリノリ。頭をガンガン振って、かつらが飛んじゃったり、門之助と笑三郎が笑ってた。

それに対して、真面目で達者な金太郎と團子。團子が金太郎に、ラ・マンチャのセリフを言うパロディもおかしかった。

最後は二人宙乗りで、染五郎がぐるぐる回転して、鳥屋からは金テープが発射されて幕。三階A席の宙乗りのすぐ下の席だったので、とても面白かった。ふざけすぎな感じもあったけれど、たまにはこういうのもありだろうと思わせられました。

紅翫は橋之助芝翫襲名前の最後のご挨拶といった趣の踊り。


第3部、土蜘は、橋之助はもう少し古怪さがほしいところ。波野哲之くんがかわいらしくてお客さんの笑顔をさそっていました。

最後が、タモリブラタモリで聞いた話を鶴瓶が落語にしたものを原作とした、山名屋浦里。
とてもいい話で、最後の花魁道中のセットが夜に提灯の明かりが浮かび上がる幻想的な舞台で、真ん中から出て来る七之助がきれいで素晴らしかったです。


第二部

奇想天外!お伊勢参りなのにラスベガス?!
十返舎一九 原作より
杉原邦生 構成
戸部和久 脚本
市川猿之助 演出
一、東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)

弥次郎兵衛喜多八宙乗り相勤め申し候


弥次郎兵衛     市川染五郎
劇場支配人出飛人/奉行大岡伊勢守忠相 中村獅童
盗賊白井髭左衛門  市川右近
天照大神      市川笑也
十六夜       中村壱太郎
茶屋女お稲実は三ツ大お新 坂東新悟
五日月屋番頭藤六  大谷廣太郎
梵太郎       松本金太郎
政之助       市川團子
読売屋文春     市川弘太郎
老船頭寿吉     市川寿猿
家主七郎兵衛    松本錦吾
役者/女札親師毬夜 市川春猿
石油王夫人麗紅花  市川笑三郎
役者/用人山田重右衛門 市川猿弥
闇金利太郎     片岡亀蔵
アラブの石油王亜剌比亜太 市川門之助
五日月屋女房お綺羅 市川高麗蔵
女房お米      坂東竹三郎
喜多八       市川猿之助



二、艶紅曙接拙(いろもみじつぎきのふつつか)
紅翫

紅翫     中村橋之助
朝顔売阿曽吉 中村勘九郎
団扇売お静  中村七之助
蝶々売留吉  坂東巳之助
町娘お梅   中村児太郎
大工駒三   中村国生
角兵衛神吉  中村宗生
角兵衛清吉  中村宜生
庄屋銀兵衛  坂東彌十郎
虫売りおすず 中村扇雀



第三部

河竹黙阿弥
一、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

叡山の僧智籌実は土蜘の精 中村橋之助
平井左衛門尉保昌     中村獅童
源頼光          中村七之助
巫女榊          中村児太郎
渡辺源次綱        中村国生
坂田主馬之丞公時     中村宗生
碓井靭負之丞貞光     中村宜生
卜部勘解由季武      中村鶴松
太刀持音若        市川團子
石神実は小姓四郎吾    波野哲之
番卒藤内         坂東巳之助
番卒次郎         中村勘九郎
番卒太郎         市川猿之助
侍女胡蝶         中村扇雀



笑福亭鶴瓶新作落語を歌舞伎に!
くまざわあかね 原作
小佐田定雄 脚本
今井豊茂 演出
新作歌舞伎
二、廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)

酒井宗十郎  中村勘九郎
花魁浦里   中村七之助
牛太郎の友蔵 駿河太郎
留守居役田中 片岡亀蔵
留守居役秋山 坂東彌十郎
山名屋平兵衛 中村扇雀


http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/492