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7/10 歌舞伎座昼の部

歌舞伎

昼の部最初は柳沢騒動。大阪で橋之助主演で観た時は、橋之助のニン的にいい人っぽさがにじみ出てしまって、今ひとつ面白いと思わなかったのですが、海老蔵が主役になって観てみると、もともとは貧しいいい人だった吉保が悪の面を前面に出して出世していく様が面白く感じました。猿之助との共演も海老蔵にとって刺激になったのではないでしょうか。
とはいえ、ものすごく面白いかと言えば、好みの問題かもしれませんが、脚本的にそうでもないかなという感じがしますし、長いのでちょっと途中ダレました。
脇役の中で幕開きに福太郎くんが小坊主の役で出てて、大きくなったなあと思いました。それと、屑屋の新蔵が非常にうまかった。何気ない役だけど、こういうところのリアリティがこういうお芝居では大事だと思いました。



猿之助の流星は、非常に軽やか。踊りの上手い下手はあまりわからない方なのですが、それでもうまいなーと感じました。三階A席の宙乗り正面だったので、猿之助が近づいてくるのがわくわくして楽しかったです。



宇野信夫 作・演出
織田紘二 補綴・演出
通し狂言
一、柳影澤蛍火(やなぎかげさわのほたるび)


柳澤騒動
本所菊川町浪宅より
駒込六義園庭園まで


柳澤吉保 市川海老蔵
護持院隆光 市川猿之助
茶道千阿弥 市川右近
犬役人久保勘兵衛 市川男女蔵
成瀬金吾 坂東亀三郎
篠原数馬 市川九團次
おさめの方 尾上右近
侍医順庵 市川寿猿
お伝の方 市川笑三郎
曽根権太夫 市川猿弥
奥方松江  市川笑也
犬役人酒井万蔵 片岡市蔵
柳澤弥左衛門 市村家橘
徳川綱吉 市川中車
桂昌院 中村東蔵



二、流星(りゅうせい)

市川猿之助宙乗り相勤め申し候

流星 市川猿之助
織姫 尾上右近
牽牛 坂東巳之助