5/21(日)に文楽の絵本太功記を観ました。
歌舞伎の絵本太功記の尼ヶ崎は動きが非常に少なく、眠くなってしまう苦手な演目なのですが、文楽で本能寺から妙心寺、夕顔棚、尼ヶ崎と通しで見ると話の流れがよくわかり、歌舞伎だと唐突に出てくる巡礼に化けた久吉が来る場面もわかるので、非常に面白かったです。
歌舞伎では橋之助が国立劇場で通してやったのを観たことがあるのを思い出しました。
歌舞伎だと光秀が中央に座ったままほとんど動かないのに対して、文楽ではけっこう動きがあるのも違うところでした。
文字久太夫は熱演でしたが、もう少し迫力がほしいという感じもしました。
あと、字幕が今までは左右に縦書きのがあったのが、国立文楽劇場と同じように舞台の上部に横書きで出るように変わってました。今までより長い文章が表示できるので良いと思いました。
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2016/4970.html