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1/2 新春浅草歌舞伎@浅草公会堂

2016年の観劇初めは浅草歌舞伎を1部、2部通して観ました。
若くフレッシュな顔ぶれに初心者にもわかりやすい演目、6時に終わるという気軽さが浅草の良い所。


最初のお年玉ご挨拶は新悟。新年、新春浅草歌舞伎、坂東新悟で「新」が三つなので今日来たお客様はラッキーですというような話でした。


三人吉三は、初日のせいか、隼人も巳之助も黙阿弥調のセリフがいまひとつ馴染んでないように感じました。錦之助が二人と並ぶとさすがに格が違うという感じがしましたが、和尚の人ではないのかなという印象はぬぐえず。


土佐絵は、新悟の傾城に大きさがあってよかったです。


切られ与三郎の米吉のお富はさすがに若すぎて可愛らしすぎかと感じました。國矢の蝙蝠安がとてもうまかった。こういう人たちにチャンスを与えるというのも浅草の意義深いところだなと改めて思いました。


第2部お年玉ご挨拶は松也。拍手やかけ声のタイミングを解説して、見得のとき、揚幕が開いたとき、舞台の幕が開いたときに拍手という説明。自分で花道で見得をして、拍手の練習をしました。


毛抜は、巳之助の弾正が予想以上に線が太くて、しっかりしてて驚きました。慣れたらもっと愛嬌も出てより良くなってくるかなと感じさせました。型は左團次型でした。米吉の秀太郎がかわいらしくて、いかにも弾正に言い寄られそうな雰囲気でした。ほか、橋吾の八剣玄蕃が非常に憎々しくてよかった。
あと、万兵衛のセリフで、人が聞こうが、猿が聞こうがと言ってたけど、普段は確か猫がだったはず。申年だからでしょうか。


四の切は、松也が本当の忠信はキリッとしていて良く、狐忠信が正体を表してからかわいらしく見せようとしているところがよかった。
ただ、体の動きは重そうで、欄干を上がるときに足をぶつけてたりしてたのが気になりました。


第1部

お年玉〈年始ご挨拶〉

河竹黙阿弥
一、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
大川端庚申塚の場

お嬢吉三 中村隼人
お坊吉三 坂東巳之助
おとせ  中村梅丸
和尚吉三 中村錦之助



二、土佐絵(とさえ)

不破伴左衛門 坂東巳之助
名古屋山三  中村国生
傾城采女太夫 坂東新悟


三世瀬川如皐
三、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
源氏店の場

切られ与三郎  尾上松也
お富      中村米吉
蝙蝠安     澤村國矢
番頭藤八    中村山左衛門
和泉屋多左衛門 中村錦之助


第2部
お年玉〈年始ご挨拶〉


一、歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)

粂寺弾正  坂東巳之助
腰元巻絹  坂東新悟
秦民部   中村隼人
錦の前   中村鶴松
八剣玄蕃  中村橋吾
小原万兵衛 尾上松太郎
小野春風  中村国生
秀太郎  中村米吉
小野春道  中村錦之助


二、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
川連法眼館の場

佐藤忠信/忠信実は源九郎狐 尾上松也
源義経           中村隼人
駿河次郎          中村国生
飛鳥            尾上徳松
川連法眼          中村小三郎
亀井六郎          坂東巳之助
静御前           坂東新悟


http://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/play/445