2015年 10/18 国立劇場10月歌舞伎公演「通し狂言 伊勢音頭恋寝刃」

相の山から通しで太々講も出るので、刀を巡るストーリーは分かりやすかった。太々講はもっと面白くできるんじゃないかという気がしたし、なくてもいい場面なのでめったに出ないのもわかる気がした。

壱太郎は悪くないけど、梅玉の貢の相手にしてはバランス取れてないかなあと思った。魁春の万野はあまり意地悪く見えず。鴈治郎の喜助がすっきりして良かった。梅玉の貢は妖刀に操られてるような殺し方でした。


亀鶴が、野原追っ駆けの場で「演舞場では海賊の芝居をやってるらしい」って言ってたのがおかしかった。出たかったのかな。


ロビーで亀鶴と梅丸がこしらえのままチラシを配ってて、写真も取られたり大人気。こういうのもっとやればいいと思った。




序幕 
第一場 伊勢街道相の山の場
第二場 妙見町宿屋の場
第三場 野道追駆けの場
第四場 野原地蔵前の場
第五場 二見ヶ浦の場

二幕目       
御師福岡孫太夫内太々講の場

大詰 
第一場 古市油屋店先の場
第二場 同    奥庭の場


(出演)
中村梅玉
中村東蔵
中村鴈治郎
中村松江
中村亀鶴
中村壱太郎
中村寿治郎
松本錦吾
大谷桂三
澤村由次郎
市川高麗蔵
大谷友右衛門
中村魁春

http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2015/271010.html