2015年 10/4 ラ・マンチャの男@帝国劇場

帝国劇場にて、ミュージカル「ラ・マンチャの男」初日を観ました。松本幸四郎が素晴らしかったです!

三年前の公演で1200回を達成したので、もう年齢的にも終わりかなと思っていたので、また観ることができて良かったです。
ヒロインに前回までの松たか子さんに代わって、新しく霧矢大夢さんを迎えたことで気持ち的にも若返ったのでしょうか。73歳にはとても見えず、歌声も力強かったです。まだまだ、何年後かに再演できそうにも見えました。霧矢さんもとてもよかった。霧矢大夢さんのあばずれ感の強い感じは松たか子さんと一味違って全体的に良かったと思いました。


カーテンコールでは、幸四郎さんが46年前のブロードウェイで公演したのを思い出してと、英語で「見果てぬ夢」を歌ってくれました。
劇中の、「一体狂気とは何だ?現実のみを追って夢を持たぬのも狂気かもしれぬ。夢におぼれて現実を見ないのも狂気かもしれぬ。中でも最も憎むべき狂気とは、あるがままの人生にただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ!」という名ゼリフが胸にぐっとくるものがありました。