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2015年 6/21 ABKAI@シアターコーン

歌舞伎

ABKAI、開演前と幕間にヒャダインが今回のために作ったという曲が流れてました。

ツイッターなどであまり良い感想をみかけなかったので、どんだけ酷いかと思ってたけど、思ってたよりは酷くなかった。良いとは言わないけど。宮沢章夫宮本亜門なしでもっと歌舞伎らしくしたらよかったんじゃないかなと思いましたが。

竜宮物語。幕開きの口上が福太郎くん。前に見たときに比べてずいぶんと大人になった感じがしました。こんなのばかり出てて将来大丈夫だろうかとちょっと不安に。
九團次と弘太郎はまあいいとして、市蔵さんまで亀の役やらせるってどうなのかと思いました。
海老蔵の乙姫はまったく女形じゃなくて海老蔵が乙姫の衣装着てるだけな感じ。異界の姫と地上の男の恋みたいな感じで、うまくいけば天守物語みたいになるんだろうけど、話が薄っぺらくてチープなのが残念。右近の浦島太郎が親も村もなくなった地上に戻って嘆くところももっとうまくやれば俊寛風になるのにと思ったけど、印象に残らずすーっと終わってしまった。


桃太郎鬼ヶ島外伝。海老蔵の赤鬼は荒事っぽく暴れて、これは海老蔵によく合ってると思った。客席通路を通って出てきて、通路両脇の席に足をかけて立ち上がって、客の上に金棒を振り回す場面があってとても盛り上がった。近くにいたお客さんは嬉しいだろうけど危ない。
青鬼(右近)、黄鬼(弘太郎)、黒鬼(九團次)、緑鬼(市蔵)、赤鬼(海老蔵)が、順に白浪五人男風に名乗りをあげてくところは面白かった。最後は踊って終わるのは花咲かじいさんのときと同じ。昔話シリーズは今後もこのパターンなんだろうか。



一、新作歌舞伎『竜宮物語』(りゅぐうものがたり)

二、新作歌舞伎『桃太郎鬼ヶ島外伝』(ももたろうおにがしまがいでん)

出演:市川海老蔵 市川右近 片岡市蔵 市川九團次 ほか
脚本:宮沢章夫

演出:宮本亜門

http://www.kabuki-bito.jp/news/2015/02/abkai_2015.html