8/13に三谷幸喜の脚本で話題の其礼成心中を観てきました。
観る前は三谷さんの新作ということで、すごく変わったものなのではないかと想像していたのですが、セリフにカタカナや現代語が混じったり、コメディっぽいところがあったりするものの、意外と文楽として違和感を感じませんでした。
曽根崎心中と心中天網島をストーリーにうまく使って、近松門左衛門まで登場させてしまうところは面白かった。笑わせて、最後にちょっとホロっとさせるところはさすがにうまいと思いました。
文楽をはじめてみる人でも楽しめるし、こういうところから文楽に興味を持つ人が増えるといいんではないかと思いました。三谷さんには今回だけではなく、今後も新作を書いてもらいたいです。