1/8 国立文楽劇場 初春文楽公演 第一部

大阪で二日目は文楽の一部から。最前列で見ました。


七福神宝の入船は、辰年らしく龍のついた船に七福神が乗って登場。最前列で見ると船が思いのほか大きいのに驚きました。
七福神が楽器を弾いたり、恵比寿様が鯛を釣りあげたり、おめでたい気分になるいい演目でした。
福禄寿の頭が伸び縮みするのも面白かった。
最後に手ぬぐいまき。最前列なので何とか取りたかったのですが、取れませんでした。


菅原伝授手習鑑、桜丸切腹は東京でも見たので二回目。やはり住大夫さんの「なまいだあ」には泣かされました。


卅三間堂棟由来は初めて見ましたがなかなかおもしろかった。柳の木の精が人間と夫婦となって子もできるという、「葛の葉」のような内容。文雀さんのお柳の夫と子供を想う姿に泣きました。



七福神宝の入舩 しちふくじんたからのいりふね


菅原伝授手習鑑 すがわらでんじゅてならいかがみ
 茶筅酒の段
 喧嘩の段
 訴訟の段
 桜丸切腹の段


卅三間堂棟由来 さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい
 平太郎住家より木遣り音頭の段